俺様同居人とヒミツの関係!?
「俺くらいになると、そんなちっせー弁当五分で作れる。
それとも何か?
誰が作ったかも、何が入ってるかも分かんねー怪しい弁当食う方が良いって言うのかよ」
「い、いえ! 滅相もございません!」
両手をブンブンと振ろうとしてやめた。そうだ、弁当があるんだ。
私の手には、師匠が作ってくれたお弁当。
「ふふ、あたたかーいっ」
お弁当なんて久しぶりで、嬉しくて、思わずぎゅっと握った。
「師匠……やっぱりあなたは私の師匠ねっ」