俺様同居人とヒミツの関係!?
 
「そりゃそーだけど」と言ったのち、師匠は「まさか」と私をジト目で見てくる。


「自分の家なのに皿の場所が分からねーとかうんじゃねーだろーなぁ?」

「(ギクッ!)」


まさかも何も、その通りの事実に何もいう事は出来ない……。

師匠も私の行動はもう全て把握しているのか、「使えねー奴」と言って自分でお皿を取って行った。


「(あ、あそこにあったんだ!)」


そこは普段、見向きもしない棚だった。
 
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