俺様同居人とヒミツの関係!?
 
「(何だってんだよ……)」


だけど、時計を見るともう十二時。案外、東条の部屋で時間を食っていたらしい。


「今からおかゆ作るか……」


そうして、キッチンへ足を進める。

こんな時間だというのに妙に冴えた頭が、俺の良心をなぜか抉っていき、いつもなら完璧に出来るおかゆもことごとく失敗してしまった。


結局眠れたのは、午前二時――






saiga side end





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