俺様同居人とヒミツの関係!?
二人の協力あって、アキナちゃんは「なるほどウィンウィンの関係なんですね!」と、また目を輝かせた。
うぅ……良心が痛い……!
「じゃあ、学校行かないか? さすがに時間がやばいぞ」
胸の辺りをサワサワ触っていると、才賀が機転を利かせて話をそらしてくれる。
私はソファから立ち上がり、そしてアキナちゃんもおずおずと、私たちの後をついてきた。
すると、そんなアキナちゃんに気付いた才賀。
「ほら、一緒に行こう」
そう手を伸ばして、私たちの間に誘導する。