俺様同居人とヒミツの関係!?
 
ニコッと笑った東条は、繭済と俺が手にしている紙を見て全てを察したらしい。

「これから出しにいくの?」と近寄ってきた。


「あぁ、出しに行く。お前はいーのかよ?」

「え、私? ん~そうねぇ」


その時、東条はチラッと繭済を見たようだった。対して繭済も、俺と親しく話す東条を見ている。


「「……」」


二人の視線が、ぶつかった。
 
< 357 / 560 >

この作品をシェア

pagetop