俺様同居人とヒミツの関係!?
「私は、青山くんのこと、ずっと……ずっと、仲の良い友達だって、思ってるの……」
今も、これからも――
そう言うと、青山くんから全身の力が抜け、私の手を力なく離す。
「そ、そうだよね……いきなりごめんね! こんな唐突に言われたって、困るよね!」
「ち、違うの……ごめん、ごめんなさい」
手が、足が、何かに怯えるように震える。
なに、なんだろう?
その時、窓に映る自分の顔を見る。
そして見た瞬間、体がビクリと跳ねあがった。
「(私は、私が怖いの?)」