俺様同居人とヒミツの関係!?
 
「私が、まだ悩んでいた時にそう言われるのは分かるわ。だって、私自身、自分の気持ちが分からなかったんだから……。


でも、だけどね……


才賀を好きって自覚した後に、私の気持ちを才賀が否定しないでよ!」


そう怒って、東条は部屋を出た。

キッチンを出て、廊下を抜け、そして――


パタンッ


外に出てしまった。
 
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