俺様同居人とヒミツの関係!?
『彩音さんを悲しませることがあれば、その時は二人が同居していることを言いふらす』
宛先も、挨拶も、何もない、むしろ脅迫状のようなメモだった。
それを見た時は、驚きしかなかった。
いや、っていうか、こいつ……俺たちがこの前必死になって誤魔化していたのは、全く通じてなかったってことだよな?
「いつから気づいてた?」
「……木下さんが、笑っちゃうような言い訳を話した時から」
「わ、笑っちゃう……」