向日葵


空気が固まった




妖艶に、可笑しそうに、当たり前のように







言い放った




ゾワリと背中を伝った汗





これが、ここのトップ





いや、3代目


けどね、あたしも黙ってられないんだよ



「葵くん、葵くん、あたしあんたのじゃないし」


「あ?てめぇは俺のだろ?んでもって、俺のものも俺のもの」





リアル、ジャイアン..!




『葵(くん)!!』



そして、まためんどくさいのが来たよ






「ほれ、王様を連れて行って」



葵の背中をグイグイと押す



「えー、俺が王様だと日向は女王かぁ、」






呑気なもんだな、コノヤロウ



はぁ、これからどうなるのかね
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