影姫にあいを

ブロロロロロ


バイクの走ってくる音が何台かする。

龍哉と夜月の幹部さん達。

龍哉を含め5人ほどが、私に見向きもしないで月姫の元に行く。

「祐華大丈夫か?」

「ふぇっこわ…かった。」

龍哉に抱きしめられて幹部さんたちに声をかけられている。

「でも龍くんがとみんなが来たから怖くない。」

泣きながら微笑む彼女はまさに姫だった。

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