*ハツコイの味*-空色のキミに-
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「はぁ~……」



大きな溜め息が口から漏れる。
その溜め息を見て、真利ちゃんは目を丸くしていた。



「なになに。あんたどしたの?」



怪訝そうな顔で見つめられる。


……色々あるんだよ、真利ちゃん。
私の心は……ブルー~……、です。



そんな寂しいギャグを自分自身にぶつけてみるもどんどん悲しくなるだけ。



「……真利ちゃぁぁぁぁん!!!」



……真利ちゃんに私が泣きつく(抱きつく)のも時間の問題だった。



私、やっぱダメな子だな……。



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