*ハツコイの味*-空色のキミに-
目を開くと真っ暗だった視界から、青い、視界に移り変わった。

  
ギュッと私の体を強く抱き締めるその腕は。
どこか見覚えた安心感。



えっ、えぇっ?!
驚きすぎて心臓がバクバクと急速に暴れだす。


誰かに抱き締められているので少し顔を横に動かして男の人たちがいた場所をじっと見つめた。




…嘘…。
全員…倒れてる。


あまりの驚きのおかげで体が固まった。


  
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