*ハツコイの味*-空色のキミに-
迷わず私はソコに入り込んだ。
バンッ!!


扉を高速で閉める。
もしかしたら生きてきた中で一番速いかも…。



ゼェゼェ言ってる息を整える。


「あれー…?どこいった?」


真利ちゃんが別の方向にパタパタと駆けていく音が聞こえる。 

ごめんよ、真利ちゃん…。
お昼は無理そうだよ…。



次が昼休みでよかったなと安心する。
< 24 / 226 >

この作品をシェア

pagetop