*ハツコイの味*-空色のキミに-
なんで…?
なんでココに…。




命くんがいるの?



振り返った先には命くんがいた。
命くんはフードを目深に被り、くつろいでいた。



いきなり入ってきた私にびっくりしてなにも言えなくなってるみたい。



いや、もちろん私もびっくりしてるんだけど…。



お互い、驚きすぎてなんにも言えない状態が続く。



先に口を開いたのは、命くんだった。




「…あんた、さっきの…」
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