*ハツコイの味*-空色のキミに-
「…杏里さぁ、どうしたの??」 


「えっ??」


真利ちゃんは腰に手を当て、疑い深そうに私を見つめる。


どうしたのって……何が??
真利ちゃんの質問がよくわからなかった。



「だってさ、普段ハネてても全く気にしない杏里が!!クシでちゃんととかしてるとか!!」


真利ちゃんは私をビシッと指差す。
私は差された指を、唖然と見た。



「え……?!そ、そんなにおかしいなぁ??」

「おかしいっ!」


え、なになに?!私、そんなに女子力ない?!
確かにメイクもなにもキョーミなかったけど……。



やっぱり面と向かって言われると……がーんってなる(´;ω;`)
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