*ハツコイの味*-空色のキミに-
「いい?杏里。あんたのその想いはね…」 



真利ちゃんの顔がいつになく真剣になる。
私もそれに合わせて真剣な表情に変わる。




周りのクラスメートの明るい雑音の中、私たち二人だけは時が止まっていた。
    







「…あんたは、命くんに…恋、してるんだよ…。」









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