*ハツコイの味*-空色のキミに-
私が…誰かに、恋。

この小さく温かい胸の想いは…恋?


私ははじめて知った恋の感触に胸をまた、一段と弾ませた。     


「「……………」」


真利ちゃんと私の間にフシギな沈黙が流れる。      



……ぼふんっ。
私の頭はヒートオーバー。
パンクした。     

「わーっ!!杏里っ!」
 
ふらふらと傾いていく私の体をあわてて真利ちゃんが支えてくれた。 
  


「ま、真利ちゃん……私、どうすればいいのぉ?」


思わず真利ちゃんに聞く。
はじめてだから……どうすればいいのかな?


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