*ハツコイの味*-空色のキミに-
「……えっ?」


「はっ?」  
       
使われなくなってなんとなくさみしい空気を出している教室にはふたり分のすっとんきょうな声が響いた。






目の前には君。





私がこのところ考えるようになった君。






私のハジメテの君。 





すべて、すべて、君。



< 54 / 226 >

この作品をシェア

pagetop