＊ハツコイの味＊-空色のキミに-

「とりあえず！あんたが人として終わってるのは全国一般共通だから安心して!!」　　　


「はい?!貶してない？私のこと！」


「気のせい、気のせい！」


「嘘だぁぁぁ!!」




真利ちゃんの言葉に全力で否定するけど、真利ちゃんはそんなもの苦ともしない。


や、やっぱ口喧嘩は真利ちゃん強いよ……。
私が返す言葉すべてに裏をよんで返してくる……。




私の負けだね……。



疲れた私は机に突っ伏した。


教室はある程度乾燥していて暖かいのに机の表面はヒンヤリしていた。




あー……気持ちいい～……。