*ハツコイの味*-空色のキミに-
ガラッ。



勢いよく扉を開ける。



そこには会うのが楽しくて、楽しみでたまらない人がいた。





「…よ。」



「ん!なに、喋る??」



命くんは私に控えめに微笑んだ。

私は、笑顔で答える。
や…違うかも? 


私が質問してるのか…。




「んー……。今日はさ、恋バナでもする?」


「……え?」



悪戯に命くんは笑う。
私は、間の抜けた声しか出せなかった。






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