ときめき☆同居生活~暴走族のアイツと~



橘君は初めて私の前で微笑んで



腕を組みながら、私に歩み寄った



「……よろしくな」



それだけを言うと、結城君と私を残してレフトから降りた



「まー、あんな総長だけど根はいい奴だからさ♪」



「はあ…」



結城君は私の頭からつま先まで見た



「本当、君って女みたいだよね。もしかして女?…なわけないか」



あははと笑いながら、じゃあねといってレフトから降りていって私一人残された


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