ときめき☆同居生活~暴走族のアイツと~
「どんまい」
ぽんっと私の肩を叩く
私は、顔を上げてどうしようもない悲しみで涙ぐんだ瞳で結城君を見る
「…この任務をやらないとどうなるんですか」
結城君は困ったように笑いながら、後ろで見てる橘君たちの顔を見る
はあっとためいきをつくと重い口調で言った
「恒例行事の裏には階級があって、やり遂げた人は上級クラス、やり遂げなかったけどもう少しで成功しそうだった人は中級クラス、やらなかったり成功しなかった人は下級クラス」
「階級が下だとどうなるんですか…?」
震える声で聞いてみると結城君は静かな声で言った