ときめき☆同居生活~暴走族のアイツと~



「…わかりました。では失礼します…」



丁寧にお辞儀をすると、私に近づいてそっとほッペにキスをした



ゆっくりと、離れて二人向き合う



「…ありがとう!絶対花崎さんのことは忘れないのでっ!」



「いえ…あ、あのこれっ…」



ごそごそとポッケから出されたのは花崎さんの幼い頃の家族写真だった



「きっとキスマークだけじゃ信じてもらえないだろうから…」



「大切なものそうだし…いいんですか?」



「…いいんです、これは今度暇だったときに返してもらえばいいので」



私に手渡すと、ニッコリ笑った



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