指先からwas唇からlove【再公開】
酷いことを言っている。
中に入って中断させようかと思ったけど……。
「海也くんは、うちのために誰ともつき合わないって言ってくれたもん。昔からうちのこと一番に考えてくれてる!」
亜美ちゃんの反論する言葉や、
「でも、海也さん、緒先さんとつきあってんじゃん!」
「あんた妄想激しすぎ!ただの近所つーだけ」
「海也さんの彼女だって思ってたから、2年女子はあんたのこと相手にしてたんだからね!」
「修学旅行の写真もあんな風にして、マジでイカれてる!」
「キモいんだよ、やること」
自分の名前が出たうえに、写真の事を聞くと、やっぱり中には入れないって思った。
「もー明日からハブ決定」
せめて、暴力じゃなくて良かったと、
亜美ちゃん以外の女の子がゾロゾロ出ていくのを見届けてから、とりあえずその場を去る。
亜美ちゃんのすすり泣く声が聞こえたけど、
やっぱり、もう声はかけることできなかった。
中に入って中断させようかと思ったけど……。
「海也くんは、うちのために誰ともつき合わないって言ってくれたもん。昔からうちのこと一番に考えてくれてる!」
亜美ちゃんの反論する言葉や、
「でも、海也さん、緒先さんとつきあってんじゃん!」
「あんた妄想激しすぎ!ただの近所つーだけ」
「海也さんの彼女だって思ってたから、2年女子はあんたのこと相手にしてたんだからね!」
「修学旅行の写真もあんな風にして、マジでイカれてる!」
「キモいんだよ、やること」
自分の名前が出たうえに、写真の事を聞くと、やっぱり中には入れないって思った。
「もー明日からハブ決定」
せめて、暴力じゃなくて良かったと、
亜美ちゃん以外の女の子がゾロゾロ出ていくのを見届けてから、とりあえずその場を去る。
亜美ちゃんのすすり泣く声が聞こえたけど、
やっぱり、もう声はかけることできなかった。