指先からwas唇からlove【再公開】
転校してきて10日。
まさか、初めてのライン交換が年下の女の子になるとは。
「緒先先輩のラインゲットーーー♪」
テンションたかっ。
まだ、土のついた手や頬を気にすることなく、
早速私にラインメッセージを送ろうとする生野亜美。
「あ、生野さん、ほら、先に」
たまたま持っていた絆創膏を渡す。
手のひらが擦りむけて、とても痛そうだ。
「ありがとうございますっ!緒先先輩やっさしーー♪」
「おい」
生野亜美の手に絆創膏を貼ってあげてると、何やら不機嫌な低い声が。
「俺だってケガしてるっつーの、なに二人だけの世界になってるんだよ」
海也くんが同じく擦りむいた手を、私に見せていた。
まさか、初めてのライン交換が年下の女の子になるとは。
「緒先先輩のラインゲットーーー♪」
テンションたかっ。
まだ、土のついた手や頬を気にすることなく、
早速私にラインメッセージを送ろうとする生野亜美。
「あ、生野さん、ほら、先に」
たまたま持っていた絆創膏を渡す。
手のひらが擦りむけて、とても痛そうだ。
「ありがとうございますっ!緒先先輩やっさしーー♪」
「おい」
生野亜美の手に絆創膏を貼ってあげてると、何やら不機嫌な低い声が。
「俺だってケガしてるっつーの、なに二人だけの世界になってるんだよ」
海也くんが同じく擦りむいた手を、私に見せていた。