先輩は彼氏!?
その時だった。



急に誰かが後ろからアタシに抱き着いてきた。



「キャッ!!」



でも、すぐに分かった。



「紫乃、ただいま」


「柚矢・・・。」


アタシは緊張を隠せないまま突っ立っていた。



「ねぇ。アタシ、リビングに行きたいんだけど・・・」


柚矢は、ずっとアタシに抱きついたまま。


「キスしたらいいよ。」


え。


「な、何考えッ・・・」


後ろを振り向いたと同時に奪われる唇。




「紫乃、可愛い。」





「は、恥ずかしい・・・」




アタシは、その後急いで桃愛の部屋に行った。


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