先輩は彼氏!?
「それって、初恋の相手が俺だったから・・・とか??」
「あ、えっ!?う!?ち、違うよ。た、ただ。友達とか、心配だったし・・・」

噛み噛みじゃまるで、本当のこと言われた見たいじゃん・・・

「シーちゃんは、俺のこと友達としてしか見てくれないの??」

ジリリと歩み寄る蒼空クン。

か、顔が・・・

「そ、蒼空君??」
それでも、声を出して聞いてみる。

「もう、駅着いたよ??」

『ご乗車ありがとうございました・・・』

「ゴメン、先降り・・・」

ガシッ

「下園高校、道わかんないっしょ??」

う・・・

コクン
アタシは小さく頷いた。



< 3 / 72 >

この作品をシェア

pagetop