ヒミツな婚約者!?




波乱(?)の一夜があけて、私たちは空港に来ていた。


夏休み、ということもあって空港はたくさんの外国人旅行客だのなんだので賑わっている。




そんな中、大阪に向かう私たちはと言うとー…




『慶太の奴なにしてんだよっ。』



ことの発端、慶太さんが遅刻なのでした…。

確かきのう、遅刻さんといてなーとか言ってませんでしたっけ?


もしかして、全てが冗談でしたぁとか!?

…ありえる、だって慶太さんだもん。




「まだかなぁー慶太さん。」



私がそう呟くと同時にまたいつものダダダーっと言う音が聞こえてきた。


隼人くんは『やっと来たな』と言っている。こういうとき、来る人はあの人しかいないんだと思う。



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