ヒミツな婚約者!?


夢中でパンフレットを差し出すとと隼人くんはやる気なさげに目を通す。



『はぁー。
もしかしてゆな、これ回りたい?』



もしかして隼人くん嫌なの?

確かに隼人くんはあんまりそういうのは好きじゃないかも…。


「…ダメ、かな?」



『別にダメじゃないけど…』


その言葉を聞いくなり私の顔は一気に明るくなったのが分かる。




私いま、すごく幸せ。


だっていつもはこんな風に堂々と隼人くんと手を繋いで歩いたりできないもん。


2人で遊園地にきたり出来なかったもん。


ここには学校の人もいない。


私たちだけの時間…



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