ヒミツな婚約者!?
「隼人くん、どうしたの?いきなり担いだりして‥」
『わっ悪い。嫌だったか‥?』
そっそんなことっ!
私は首を左右に思いっきりふる。
ただ……
「重く、なかった?」
そういえば最近なにかにつけてお菓子食べたり、ケーキ食べたりしてたかもぉ…。
お腹にもお肉がつきはじめてるんじゃ。
とっさに自分のお腹を触ってみる。
それをみて隼人くんは
『大丈夫だよ(笑)十分軽いから。』
と笑いながら言う。
「もぉ~~!!」
ポカポカとグーで攻撃してみるが私の力なんて無意味に近い。
あっさり隼人くんの大きな手に捕まえられてしまった。