探偵の彼に追跡されて…
私は朝食を済ませると出かける用意をする。

「美野里ちゃん、今日は早いね?あれその格好は?」とおじさんが声を掛ける。

「はい、今から面接に行って来ます」

「面接??」とおじさんは驚いた顔をしている。

「帰ってからお話しますね?」と私は出掛けた。

学生の時のリクルートスーツだけど捨てずに持ってて良かった。
流石優子先輩だよね!?

優子先輩が渡してくれた荷物にリクルートスーツが入っていたのだ。

「よし!」

私は自分に気合を入れて山を上へと上がって行く。




「あの…やっぱり資格が無いとダメでしょうか?」

「いや…それは良いんだけどね?…」

「お願いします!」と頭を下げる。

「ん… 都会のような高いお給料は出せないよ?」

「ここで寝泊まりさせてくれるだけで十分です。ありがとうございます!」

やった!!

私はペンションへ戻るとおじさんとおばさんに話をした。

「えっ!?養護施設で働く?」

「はい!昨日皆んなと遊ばせて貰って白馬の森が気にいったので!」

「美野里ちゃん?本当に良いの?あなたには帰る所があるんじゃないの?」

ここに来て1週間おじさんおばさんは私に何も聞かずに居てくれた。
いつもでここに居るとも言わない私を快く置いてくれた。

「もう決めたんで!」

おばさんは「そう。美野里ちゃんが決めたなら何も言わないわ」といって「じゃ今日は美野里ちゃんの就職祝いしましょう。ご馳走作るからね」と調理場へ入って行った。

「美野里ちゃん?親御さんには連絡入れるんだよ」とおじさんは言うと俺も手伝ってくるかと調理場に入って行った。





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