【完】音にならない“好き”をキミだけに。


嫌だよ。そんなの、嫌だ。


『佐倉』

ごめん、ごめんね。


加賀谷くんのこと信じられなくなって。

別れを告げてごめんね。


『別れたのに、ごめん。でも俺は、佐倉を諦めるなんてやっぱり出来ないんだよ』


何回も、何回も、助けてくれてありがとう。


ヤキモチ妬いてくれたこと、泣きそうなくらい嬉しかったよ。


加賀谷くんと過ごした1年間はわたしの宝物です。


もう、君の隣にいることは出来ないけど、ありがとう。


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