【完】音にならない“好き”をキミだけに。
011*音にならない“好き”をキミだけに。


「また、放課後ね」

「うん!」


新学期、高校3年生になった俺と楓生は残念なことにクラスが離れてしまった。


ちなみに、敦弥と俺は同じクラスで楓生と真壁が同じクラスだ。


受験に備えて、志望校のレベルに合わせてクラスを構成してるため離れてしまった。


まぁ、仕方ない。

そうなることは何となく分かってたしね。


クラスが離れたからって、話せなくなるわけじゃない。


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