【完】音にならない“好き”をキミだけに。

放課後は、俺が楓生の教室に行って、一緒に帰ることになっている。


そのまま、今日は俺の家で勉強する予定だ。


月に２回ほど、どちらかの家で勉強をしている。

２人の時間を作ることも大切なことですよ。


クラスが違うから、会う時間を作らないと会うことは難しくなって、俺も楓生も塾に通っているから本当に時間がない。


早く受験生終わらないかな。


始まったばかりの受験生に早くも限界を感じている日々ですが、楓生との関係には全く限界を感じておりません。


何やかんや、とっても俺たち仲いいからね。