【完】音にならない“好き”をキミだけに。





次の日


待ち合わせ場所である駅の噴水の前に立っている佐倉を遠目から見てる、俺。


あ、変態とかじゃないですよ?


ただ、あまりにも佐倉がキレイだから。



ずっと見ていても飽きないなぁとか思う。


……なんてことを考える俺はやっぱり、変態なのか。


いやいや、そんなつもりはないけど。


「加賀谷くん?」


「うわっ!?さ、佐倉おはよう」


「?お、おはよう」


いきなり大声をあげてビックリする俺を佐倉は神様級の笑顔で迎える。


あのさ、俺の彼女、可愛すぎませんか。



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