【完】音にならない“好き”をキミだけに。




放課後、佐倉の家にお見舞いに行くために佐倉に電話をかける。

さすがにいきなり家に押しかけるのはどうかと思うので…。

俺もそれくらいの常識はありますよ。

むしろ、敦弥より何倍も常識人ですから。

電話をかけたのはいいけど、電話に出ない佐倉。


「…寝てるのかな」

一応メッセージを入れて、お見舞いの品を買いにスーパーに向かった。



佐倉の好きだと言っていたフルーツゼリーとプリンを買おうかな。


スーパーに到着したとほぼ同じタイミンスで佐倉からラインが届いた。


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