戦国ゴーストと妖退治


カサッ



なにか人が動く気配がして振り向く。




誰・・・?




白い羽織りものを着た誰かがいたような・・・。




「どうした、すず」

「あ、いえ。お疲れ様です。信長さま。・・・それと瀬名くん」




霊体の瀬名くんは答えもせず自分の身体の前に立つ。
するとスーッと姿が消えていく。
消えた瞬間に、本体の方がピクッと動き出した。




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