戦国ゴーストと妖退治


「すず、濡らしてきたぞ」

「ありがとうございます」


信長さまからタオルを受け取り、瀬名くんの汗を拭う。
瀬名くんは荒い呼吸を繰り返ししんどそうだ。



「瀬名くん、台所借りるね。・・・信長さま、瀬名くんの事見ててくださいね。なにかあったら呼んでください」



起きたら薬が飲めるように用意して。
なにか軽く食べるものを・・・。


お米と卵を買って来たから、卵粥でも作ろう。
食べられるといいけど・・・。



おうちの人は仕事なのかな・・・。
あんなにひどい状態の瀬名くん一人なんて。




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