戦国ゴーストと妖退治
「人に憑りついたりもするって言ってたよな」
「うん・・・」
「清宮の事は、俺がちゃんと守ってやるからな」
「ありがとう、はせちゃんかっこいい!」
「茶化すな」
照れくさそうなはせちゃんにクスクスと笑って、私も辺りを警戒する。
最近は妖だけの襲撃も増えてる。
今日はどっちだろう。
それにしても、こんなに毎回出てくるなんて・・・これが普通なのかな?
「織田信長!覚悟・・・!」
どこからともなく声が聞こえてきて、禍々しい空気が流れ込んでくる。
刀を抜いた信長さまが立ちはだかると、次の瞬間どこからともなく妖が襲ってきた。