戦国ゴーストと妖退治
「な!?なんだ、この量は・・・!」
はせちゃんの顔が青ざめる。
確かに、異様な光景だ。
それに・・・。
「今、織田信長って・・・」
信長さまを狙ってきた!?
「貴様らから飛び込んでくるとは好都合!」
信長さまはどこか楽しそうに刀を振るう。
その姿は鬼気迫るものだった。
口元は弧を描き、舞うように刀を振るう。
その姿に、ぞっとした・・・。
きっと、戦国時代では、人間相手にああして戦っていたんだ―――――。
その考えが一瞬脳裏をよぎった。