戦国ゴーストと妖退治
「・・・なんで、帰ってきてるの」
家に帰って、自分の部屋に戻ると私よりも先に信長さまが戻ってきてくつろいでいた。
心配してたのに!
「探したがどこにもおらんようだったからな。ここに戻った方が確実だと思ってな」
「まぁ、そうでしょうけど・・・。心配したんですからね!」
「それは、すまんことをした。そっちはどうだったのだ。あいつ、怪我を負っていたであろう」
「うん・・・。でも、手当てしてもらったから、たぶん大丈夫」
「そうか。なら良かったではないか」
信長さまも、心配してたのかな。
なんだかんだ、優しい人だからな。
・・・たぶん。
「信長さまは?大丈夫だったんですか?」
みたところ、妖にやられたところはないみたいだけど。