戦国ゴーストと妖退治
「当然だ。問題ない」
「そう・・・。よかった」
「なんだ、心配しておったのか?」
「当たり前でしょう。一応、信長さまとはそこそこ仲よくなったわけだし・・・」
仲よく、なってるよね。
お世話してるわけだし。
「今回の妖は、特にお前たちだからと襲ったわけではなさそうだ」
「私たちだから?」
「以前、俺の名を叫んでいたものがいただろう。ということは、俺と関わりのあるお前たちを襲う事もありうるという事だ」
な、なんですって―!
信長さまじゃなくて、私たちが狙われる可能性も・・・。
信長さまの心配をしてる場合じゃなかった。
「可能性としてだがな。まぁ、今回はその心配はなかったという事だ」
なんだか、どんどん物騒になっていくし。
どんどん深いところまで巻き込まれていってる気がする。
もう、どうなっちゃうの!?