夜まで待てない




「また羽月くんの事を考えてたんでしょ?
そんなに気になるなら聞いてみるのがいいよ?ずっとモヤモヤしちゃうんじゃない?」


「聞いて付き合ってると言われたら、今の私は立ち直れないかも。ねぇ日菜子、私を三日くらい泊めてくれない?」


「泊まるのはいいけど、逃げてばかりじゃダメだよ?ちゃんと向き合わなきゃ一緒に住んでるんだし。それにまだ付き合ってると決まったわけじゃないでしょ?まぁ落ち着くまではゆっくりしなよ。」


「うん…ありがとう!」


こんな風に悩んだのは初めてだ。
恋愛だってして来た筈だけど、こんなにも苦しくなるとは思わなかった。


こんな事になるやらルームシェアする前に戻りたい。


昨日は慌てて同窓会を抜けたから菜々子からラインきてたんだった。


私はスマホの電源を入れた。


羽月はまだ寝てるのか分からないけどラインの返事は返ってきてない。


私は昨日あった事をラインで菜々子に送った。


するとラインを見たのか菜々子から電話が掛かってきた。




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