夜まで待てない




私も冷蔵庫から缶ビールを取り出して羽月の隣に座った。


「さっき言うの忘れてたけど日菜子と白崎先輩、結婚する事になったよ!」


「へぇー、てか結婚決まるの早かったな?」


「あの二人って本当に気が合うし、昨日にプロポーズしてたからね!私が一緒に居る事すら忘れて二人の世界に入っちゃうしね。でも幸せそうだった。結婚式は羽月も出席してと言ってたよ。」


「結婚式かぁ…わかった!日にちが決まったら直ぐに教えて!」


「うん!」


会話が終わると私達は暫くテレビを見ながら缶ビールを飲んでいた。


そして時刻は二十二時。
そろそろ歯磨きして寝なきゃ朝が起きれなくなる。


「そろそろ寝なきゃね…歯磨きしてこよ!」


私がそう言って立ち上がると羽月も一緒に立ち上がった。


「俺も歯磨きする。」


そう言って二人で洗面台に並んで歯磨きをした。


歯磨きも終わり後は寝るだけ。


私は自分の部屋に行こうとしたがそれを羽月に阻止された。




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