夜まで待てない
私は菜々子達の所に戻ったが、落ち着かなかった。
そして羽月と美波も戻ってきたが、美波は羽月にベッタリでその様子からして羽月は美波を受け入れたんだと思った。
そう思うと凄く嫌になってここから抜け出したくて私は菜々子に言った。
「菜々子、ごめん!会社でトラブルあって部長が確認したいから来て欲しいって電話あったから行ってくる!菜々子はもう少し楽しんでね?彰さんに送ってくれてありがとうって伝えておいて!皆もまたね!」
「ちょっと優子!?」
「ごめんねっ!」
もう泣きそうなのを堪えて私はbarから出ると急ぎ足で駅の方向に向った。
私が歩いてると誰かに声をかけられた。
「橋本じゃないか!」
「ぶ、部長!」
「お前…泣いてるけど何かあったのか!?
まぁいい!付いて来い!」
「え?部長!?」
「早くしろ、上司命令だ!」
私は涙も止まり鬼プヨの後を付いて行った。