強引同期に御注意!
どうしよう…
桜井とこんな関係になるなんて 考えもしなかった



後悔しても遅いんだけど これからが気まずい


お互い酔ってたから なかった事にするしかない


そうよ!
これは 夢だったのよ



ひとりブツブツ考えてるとドアが開く音がした


ヤバイ!
お風呂から出てきたんだ
急いで散らばった服をかき集め 体に着せた


寝室を出ると 上半身裸で髪の毛を拭きながら歩いてくる桜井と目が合った


「シャワー どうぞ。」


「ありがとう。」


少し筋肉質の体 あの体に抱かれたんだと思うと 一気に顔が熱くなる


この顔を見られないように 急いでお風呂場へ


昨日の汗と桜井の匂いを落とす
寂しい気がするのは気のせいにしておこう



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