強引同期に御注意!
目を覚ました時は朝方だった
寝た時と同じ体勢だ


そっと首元を触って見ると 少しは下がったかな?
おでこに張っている冷えピタも張り替えなきゃ


起こさないように ベットから下りようとしたけど 腕に力が入って離れれなかった



「・・・ん?」



「起しちゃった・・・。具合はどう?」



「少し良くなったかな?シャワー浴びたい。」



いっぱい汗かいたもんね・・



時計を見る
今は5時 店は開いてない
始発は動いてるよね?



「服取りに行って来るよ。待ってて。」



「いや。行かない方が良い。アイツがいるかも。」



どきん 
そうか 連絡が取れないから 家の前で待ってる可能性があるんだ



「シャツと下着ならコンビニに売ってるし。買って来る。」



服を着替えて 出掛ける準備をする


靴を履こうとした時



“ぴーんぽーん!”




え?
桜井を見ると 眉間に皺を寄せていた


そっと覗き穴から見る



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