強引同期に御注意!
「俺 家事出来ないじゃん。」



事の発端は 冗談で世間話をしてるつもりだった竹中
言う相手を間違えたらしい



「良いな~。流我は中井と住んでて 毎日 料理作ってくれるもんな~。結構 上手いよな~。俺の家貸そうか?その代わり 俺が中井の家に住もうかな~。」



「手料理食べた事あるのか?」



「あぁ。何度か。」



「・・・・・」



「俺 家事自体が出来ねーから ほっとくと死にそうってさ。たまに3人で食ってたんだ。」



そう私達は家が近い分 よく会っていた
多分 他の同期は知らないと思う



「ある事 ない事言うから 桜井ブチギレちゃって。どーしようって私に泣きついて来たのよ。」



ははは・・
でも 何で桜井がキレるの?別に関係ないじゃない



「だって あんなに怒るとは思わなかったんだよ。」



「今日は 私が作ってあげるから 愛梨には迷惑かけない。桜井が怒るわよ。」



何かと優しい茜は 例えキレても見捨てたりはしない



「そうだな。後が怖い。」



< 55 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop