強引同期に御注意!
「愛梨。」



ソファーに私を倒し 覆いかぶさるようにキスをする
何度も 何度も 角度を変えながら



息が続かない



「もう限界。」



え?
私を見下ろす顔は真剣で 目が離せない



「いつになったら 俺を求める?」



え?



「俺は いつまで待てば良い?」



悲しそうな顔をする桜井



「愛梨にとって俺は ただの同期でしかないのか?」



どきん
ちょっと待って!それって・・・



「私の事 すきなの?」




「何で わかんねーんだよ。好きでもない奴を抱いたりしない。」


うそでしょ・・
心臓が苦しいぐらいに早い


「だって・・・ あの時は酔ってたし・・。」



「酔ってない。もし酔ってたら手を出さない。」



だって・・・
言葉が出て来ない


いつから?



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