強引同期に御注意!
私の第一声は


「信じられない…。」


スーツ姿の流我に言う


「早くしねーと遅れるぞ。」


平気な顔して すましちゃってさ…
私なんて 疲れきってるの見て わかるでしょ?


「仕事中 寝ちゃいそう。」


「1日ぐらい寝なくても 死なない。」



そう あれから一睡もしてない
盛り上がったのは良いけど 気が付いたら朝になってて この有様



「俺なんて 朝から大口の契約があるんだけど。」


「大丈夫なの?寝ないでよ。」


ニヤリと笑い 近づいてくる


「愛梨のおかげで 契約もうまく行きそうだ。」


私を抱き寄せキスをする
流我が甘い


「今日は 車で行くだろ?」


勿論 歩けません
頷く私を見て 嬉しそうに笑った


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